ディオーネについて

異質な天獄アブダクター

 どうも、Miaです。

 今回はディオーネのお話をしてみます。

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 フリーダムウォーズに登場する天獄アブダクターは3種類、「コウシン」、「パラドクサ」、「ディオーネ」ですが、この3体を並べてみると、どうも違和感があります。

 

 ディオーネだけ妙に生物感が強いんですね。

 

 皮膚の質感や尻尾の切断面等、元々こんな生物が存在していたかの様な印象を受けます。

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 また、天獄アブダクターであるはずのディオーネが、幽界深淵(煉国の兵装庫と言われている場所)に存在するという話もありますし、どうも他の天獄アブダクターとは一線を画している様です。

 

 唯一地上勢力に鹵獲されていないのも気になりますね。

 

構造に見られる異質さ

 ディオーネの設定画を見ると、随分奇妙なことが書かれています。

 

 翼の模様についての記述なんですが、「メカと生体の強制融合による弊害が模様として現れている。」とあります。

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  コウシンにもパラドクサにもこんなものはありません。

 

 また、Will'o繊維の使用量が明らかに少ないのもディオーネの特徴です。

 

 Will'o繊維とはコウシンの装甲の隙間や、パラドクサの脚の切断面に確認出来る金色の繊維質です。

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 これは生物で言う所の筋繊維であり、編み込むことで擬似的な筋肉を再現している訳です。

 

 ディオーネの場合、尾の切断面にこのWill'o繊維らしきものが確認出来るのですが、Wその周りにはまるで本物の生物の様に筋肉があり、骨がある様に見えます。

 

 これらを考え合わせると、ディオーネ製造方法からして他の天獄アブダクターとは違うのでしょう。

 

ディオーネは一体何なのか

 他の天獄アブダクターと違うということは分かったので、その正体について続けて考えてみます。

 

 考えていく中で、3段階に考察が分かれたので、同様に3段階に纏めてみました。

 

1.現存する最古の天獄アブダクター

 最も無難な考えに思います。

 

 コウシンやパラドクサには「全身が金属質の外殻に覆われている」、「全てWill'o繊維で構成されていると思われる駆動部分」という共通点がありますが、ディオーネは明らかに違います。

 

 人工物で生物を再現しているコウシンとパラドクサ、生物と機械を無理矢理くっ付けて2で割った様なディオーネ

 

 技術的な問題で無理のある設計になったのではないか、という考えですね。

 

 逆に最新型のアブダクターで、試作品に近い性質のアブダクターなのではないかとも考えましたが、運用しているのが天獄である以上、それはあり得ないと思うのです。

 

 天罰が、宙に浮かぶ天獄から天獄アブダクターと天兵が降りてきて略奪の限りを尽くすという性質のものである以上、「空中を移動できる手段」が無ければ始まりません。

 

 他に飛行手段らしきものが見当たらない上に、実際シルヴィアは青いディオーネに乗って現れましたから、天獄と地上間の移動手段にはディオーネが使われている筈で、ディオーネが居なければ天罰は始まらないと言えます。

(コウシンも一応宙に浮くことはありますが、あれが飛行能力と言えるかは微妙なとこだと思います。)

 
2.天獄がZ世界での争いに使っていた兵器をアブダクターに改造した。

 天獄最古のアブダクターだという考えから派生した考察です。

 

 Z世界についてはこちらの記事で説明しているので、知らない方は読んでみてください。

jd000100.hatenablog.com

 

 ディオーネが生物に無理矢理機械を組み付けた様な設計になっているという話は既にしましたが、何故そんな面倒なことをするのかが分かりません。

 

 そこでディオーネをよく観察してみたのですが、鳥籠のある胴体がほぼ機械で構成されていることに気付きました。

 

 アブダクターをアブダクターたらしめている鳥籠が、何故取って付けた様な機械部分に含まれているのか。

 

 納得のいく説明があるとすれば、元々鳥籠を付けて設計していなかったからではないでしょうか。

 

 資源が枯渇しているのはA世界だからであって、Z世界での争いは資源や人材の争奪戦ではなく、純粋な殺し合いだった可能性もある訳です。

 

 戦争の原因としては思想の対立、領土の奪い合い等が考えられますね。

 

 更に、ディオーネにはもう1つ機械部分の目立つ部分があります。

 二股に分かれた尾です。

 

 この尾を用いてアクセサリを捕獲、鳥籠にそのまま放り込むという迷惑な技を持っている訳ですが、アブダクターにとって重要な捕獲を行う装備が後付けの機械部分と言うのは、なんともおかしな話に思います。

 

 アブダクターに必要不可欠な要素、鳥籠と捕獲機能が揃いも揃って機械部分な訳で、元々アブダクターとして設計してましたという方が無理な話ですよね。

 

3.ディオーネ本体がそもそも人工物ではなく生物

 Z世界で天獄が使っていた兵器を改造したというとこまで考えて、兵器にしては造形が凝りすぎているというか、まるで生物そのものと言っていい外見に違和感を覚え、そもそも誰かが作った訳ではなくて、こういう生物がZ世界には居るのではないかと考えるに至りました。

 

 突拍子もないことを言っている様に思えるかもしれませんが、生物、或いは限りなくそれに近い物を1から作ると言うのがどうも非効率的だと思うんですね。

 

 かつて人類がそうしていた様に、既に存在する生物を利用して戦うということを天獄も行っていたのではないかと考えるのは自然な流れではないでしょうか。

 

 現実に生物へ機械を組み付けて遠隔操作をする等の研究は行われていますし、天獄が同じことをしていてもなんら不思議はない訳です。

 

 地上勢力に鹵獲、運用されている個体が存在しないのも、これが理由ではないでしょうか。

 

 元が生物だけに、天獄の高度な技術があって始めて運用出来るものなのかも知れません。

 

 以上がディオーネの正体に関する私の考えです。

 

幽界深淵にディオーネが居る理由

 ディオーネそのものについての疑問とは別に、これも説明が付かず悩んでいた問題です。

 

 実際に目にすることは出来ませんが、幽界深淵にはペルタトゥルムやディオーネが封じられており、幽界深淵は煉国の兵装庫と言われているという話があります。

 

 何故天獄が運用しているディオーネが、煉国の兵装庫に存在するのか。

 何故天獄はサイモンをそんな場所に幽閉出来たのか。

 

 疑問が絶えない話なのですが、唯一思いついたのは、元々天獄が利用していた幽界深淵に、サイモンが煉国を呼び寄せて、天獄が手を出せない様にしてしまったという考えです。

 

 あそこにいるディオーネは、サイモンの脱走を阻止する為、また別の勢力から守る為に天獄により付けられていた看守の様なものだったのではないでしょうか。

 

 そうでも考えなければ、天獄アブダクターと煉国アブダクターが両方保管されている場所など存在し得ない筈ですから。

 

 まんまと煉国を呼び寄せることに成功したサイモンは、「柩の種」を用いて自らの軍団作りを始めたのでしょう。

 

 彼が語った通り、その目的は天獄の打倒」であり、煉国まで利用して動き出したと考えると恐ろしい人物ですよね。

 

 煉国も煉国で、天獄を滅ぼして地上の覇権を握りたいと考えている様なので、サイモンに手を貸す動機は持っています。

 

終わりに

 ずっと感じていた疑問に自分なりの答えを出すことが出来て満足しました。

 

 言うまでもないでしょうが、これはあくまで私の考察であり公式設定ではありません。

 

 公式設定を元に疑問への答えを捻り出してみただけですから、他の考え方もあるでしょうし、矛盾点が見付かるかも知れません。

 

 もし何かご意見あれば、コメントをお願いします。

 

 では、お付き合いありがとうございました。